こんにちは!
ひめたろ🐶です。
今回はNIHSSの4項目め、顔面麻痺について解説します。
看護師、看護学生なら聞いたことがあると思います。
ただ、正しい評価の仕方を知っていますか?
・顔面麻痺を聞いたことはあるが、評価の仕方がわからない。
・NIHSSの点数の付け方はどうやってする?
以上の疑問点がある方は今回でマスターしていきましょう!
顔面麻痺は「イー」、目の開閉で評価!
顔面麻痺の評価は
①「イー」と歯を見せてもらう言葉を言ってもらう
②目の開閉を促す
主に評価方法は上記のように2つあります。
それぞれ簡単に説明します。
「イー」と歯を見せてもらう
口元の麻痺をみるために、「イー」といってもらう。
すると、顔面麻痺がある場合は明らかに麻痺側の頬がたるんで見えます。
以下の画像で顔面麻痺の図を示しますね。

上の図のように顔面麻痺があると、麻痺側の口元が下がり、左右差が目立ちます。

もちろん人によっては別の言葉を患者さんに言ってもらって評価することもあるよ。
私の場合は「あ、い、う、え、お」を一応全部促して評価してます!
目の開閉を促す
顔面麻痺は目元の評価もします。
特にここでの目を開ける動作はただ開けるのではなく、
目を大きく開けてもらうことがポイントです。
なぜなら、顔面麻痺がある場合の評価がわかりやすくなるからです。

上の図のように、顔面麻痺があるとおでこのシワができないのです。

もちろん、ただの目の開閉だけでも評価はできるけど、顔面麻痺でわかりやすく麻痺が出るのはおでこのシワだね!
ただここで注意したいのは
脳卒中では口元の麻痺は起こりやすいけれど、おでこの麻痺は起こりにくいということです。

目元の麻痺をみるためにはおでこのシワがポイントって言ってたのに、脳卒中では起こりにくいってどういうこと?
上記のような疑問を持つ方も多いと思うのでこのことについて次章で話していきましょう。
脳卒中は中枢性顔面麻痺だから口元の麻痺が起こる
脳卒中で起こる顔面麻痺を中枢性顔面麻痺といいます。
それに対して、おでこのシワが出ないことは脳から出る顔面神経の障害により起こる症状です。
この顔面神経による障害のことを末梢性顔面麻痺といいます。
・・・ここまで読めた方はいたでしょうか?

こんな同じような言葉ばかり・・・わかりにくい!!
このように思う方はこれだけ覚えておきましょう!
脳卒中は口元の顔面麻痺が起こりやすいけど、おでこには出にくい
NIHSSの顔面麻痺の評価ではこれだけで十分です。
顔面麻痺 NIHSS点数の付け方
NIHSSでの顔面麻痺の評価は以下の通りです。
0点:正常 顔面麻痺なし
1点:軽度麻痺 軽度の左右差
例 「イー」の口角のゆがみ・左右差はあるが動く
おでこのシワ寄せが左右ともにできる、目の開閉ができる
2点:部分的麻痺 顔面下部の明らかな麻痺
例 「イー」の口角が一側または両側で全く動かない
おでこのシワ寄せが左右ともに可能
閉眼のときに左右差がある
3点:完全麻痺 顔面上部下部ともに動かない
例 「イー」の口角が一側または両側で全く動かない
おでこのしわ寄せが一側で全くできない。
閉眼が一側で全くできない。
最後に
今回はNIHSSの4項目め、顔面麻痺について解説しました。
顔面麻痺の評価は「イー」と目の開眼でできるおでこのシワがポイントです。
これをまず頭に入れたら大丈夫です。
次は5項目めと6項目めである上下肢の麻痺です。
一気に2つ解説しますが、上肢も下肢も評価の仕方は一緒です!
お楽しみに!


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