こんにちは!
ひめたろ🐶です。
今回は、痙攣への初期対応と観察ポイントを解説します。
みなさんは入院している患者さんで痙攣が起こってしまった経験はありますか?
そのとききちんとした対応ができましたか?

私は新人のときに受け持ち患者さんに痙攣が起こってパニックになったことがあったよ!
以下の方におすすめの記事です!
🥺:痙攣対応どうしたらいいかわかりません
😭:実際痙攣が起こったときにパニックになった
🫠:そもそも痙攣ってなに・・・?
それでは早速見ていきましょう!
目次
痙攣ってなに?
痙攣とは・・・
脳の神経細胞が異常に興奮することで起こる、自分の意思とは関係のない筋肉の収縮のことです。
症状としては以下のことがあります。
・手足がガクガクと動く
・体が硬くなる
・意識がなくなる
・目が一方向を向く
けいれんというと手足が大きく動くイメージがありますが、
実際には体の一部だけがピクピク動く場合や、
ぼんやりして反応が悪くなるだけの場合もあります。

脳卒中や頭部外傷、てんかん、電解質異常など様々な原因で発生するよ!
では、実際けいれんが起きたらどうすればよいのでしょうか?
次章で解説します。
痙攣対応は落ち着いて安全確保と時間測定
基本的に痙攣が起こった患者さんには
安全確保と時間測定がまず最優先です。
不要なものは取り除き安全確保
痙攣発作が起こると患者さんの意思と関係なく身体が動くため
患者さんがケガしないように不要なものは取り除きましょう!
痙攣持続時間を測定
また痙攣発作がおこったら、痙攣持続時間を測定します。
けいれんが長時間続くと、脳が大量の酸素とエネルギーを消費し続けます。
すると呼吸状態も悪化しやすくなります。
そのため低酸素や脳障害につながる可能性があり、
5分以上続く発作は緊急対応が必要とされています。
可能であれば誤嚥予防で側臥位へ!
痙攣中、唾液が気管に入ったり舌根沈下により呼吸ができないことがあります。
可能であれば気道確保のため側臥位をとりますが、
難しい場合は痙攣が落ち着いてから回復体位をとりましょう。

痙攣が5分以内で収まった場合と5分以上続いた場合とで対応が違うの?
そこについても次章で言及しておきましょう!
痙攣時間別対応の違い
痙攣の初期対応は先程の章で大丈夫ですが、
痙攣が5分以内で収まった場合と5分以上持続した場合はどう対応すべきでしょうか?
痙攣が5分以内で収まった場合
以下のことをします。
・バイタルサインの測定
・意識状態の確認
・発作時の眼球偏位の確認
・痙攣持続時間を含めて医師への報告
短時間で痙攣発作が収まったのであれば、
抗けいれん薬を投与しない判断をする医師が多いです。

抗けいれん薬も投与すると副作用があるから、安易に使わないんだよ
痙攣が5分以上持続した場合
以下のことをします。
・バイタルサインの測定
・意識状態の確認
・発作時の眼球偏位の確認
・痙攣持続時間を含めた医師への報告
・抗けいれん薬投与の必要性と指示依頼

痙攣の長時間の持続による低酸素・脳障害と、抗けいれん薬の副作用を天秤にかけて医師が判断するってことだね!

そもそも抗けいれん薬ってなんだろう?
副作用って何があるの?
では次章で抗けいれん薬についても踏み込んでみましょう!
痙攣発作を止める薬はベンゾジアゼピン系
抗けいれん薬には発作を止める薬と発作を予防する薬があります。
ここでは今まさに痙攣が起こっており、それを止めたいので
発作を止める薬を医師により静脈注射します。
発作を止める薬はベンゾジアゼピン系の
セルシンまたはミダゾラム!

私の勤めている病院では痙攣発作時にセルシンを使うことが多いかな
病院により、痙攣時に使用する抗けいれん薬は異なるため、事前に医師に確認すると良いです。

と、とりあえず痙攣が起こった時の対応はなんとなくわかったけど・・・
他の受け持ち患者さんもいるし、痙攣のとき気付けるか不安だな。

そうだね。
最近痙攣が起こったばかりの人とかが再度痙攣起こったときにどう気づけるか考えなければいけないね
痙攣再発!どうやって発見する?
痙攣再発が起きやすい患者さんに対して
いち早く痙攣発作を発見する方法を私なりに考えてみた結果・・・
主治医やリーダーと相談して
心電図、SpO2センサーの装着
痙攣が起こると波形が痙攣の振動に合わせて乱れる上、
痙攣による低酸素でSpO2が低下し、モニターアラームが鳴りますね。
病棟ではここで痙攣かも?!と気づくことが多いです。
またその日出勤しているスタッフやリーダーにも痙攣再発リスクの患者について報告し
みんなが痙攣が起こるかも・・・と身構えていると、
痙攣の発見、対応がスムーズになります。

一番は受け持ちが痙攣を発見できるのがいいんだけど、他の患者さんのこともある・・・
病棟全体が一丸となって見ていける環境がいいですね!
最後に
今回は痙攣対応について解説しました。
そんなに頻繁に起こることでもないので最初はパニックになると思いますが、
ポイントを押さえて落ち着いて行えば大丈夫です。
今一度痙攣対応のポイントを確認します。
・患者さんの安全確認と痙攣持続時間の測定
・バイタルサイン測定と意識状態の観察
・医師への報告と痙攣持続時間によれば薬剤の必要性を確認
それではまた次回!


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