こんにちは!
現役看護師のひめたろ🐶です。
今回は家族指導編、体位変換を解説していきたいと思います。
介護を開始する家族さんの中で
こんな悩みを抱えている人は多いと思います。

体位変換ってなに?
体位変換ってどうすればいいんだろう・・・
これらの悩みに応えるべく、今回取り上げました。
それでは早速、解説していきましょう!
目次
体位変換って何?
体位変換とは?
⋯寝たきりの方の体の向きを定期的に変えること
(ダスキンヘルスレントより)
おじいちゃんやおばあちゃんが入院した時の面会で、
看護師が身体の向きを2〜3時間毎に変えている場面を
みたことがありませんか?
その身体の向きを変えることを体位変換というのです。

でもそもそもなんで体位変換をしなきゃいけないんだろう?
体位変換の必要性について次章で解説します。
なぜ体位変換が必要なのか
体位変換の必要性は主に2つあります(ダスキンヘルスレントより)。
①床ずれ予防
同じ場所に圧がかかりすぎると、血流が悪くなります。
血流が悪くなることで床ずれになりやすくなります。

そもそも「床ずれ」って何?

床ずれは、
同じ場所に圧力がかかり続けることで
皮膚やその下の組織が傷ついてしまう状態のことだよ!

②苦痛軽減
同じ体勢を何時間もしていると、
腰痛や体が固まるなど身体の苦痛が出てきます。

私たちでも長時間同じ体勢で寝ていると、
起き上がる時身体を動かしにくくありませんか?
私は寝起きの時とか特になりますよ!
もし寝たきりの人も長時間同じ姿勢でいると、
身体が固まりやすくなり、
関節が動きにくくなるのです。

身体を動かさないって、
ここまでリスクがあるんだね

必要性もわかったところで、
体位変換のやり方をみてみようか!
【ひめたろ流!】体位変換のやり方を説明!
特に準備物品はないので、
早速体位変換のやり方を説明していきます。

私が体位変換をやる時のルーティンだよ!
人それぞれやり方はあるから、
これが絶対ってわけじゃないよ!
あくまで参考にしてね!
※以下は体位変換される側を「対象者」、体位変換する側を「介護者」とします。
体位変換前の確認
体位変換前に介護者が行いやすい環境を整えます。
①まずベッドの高さを調整します。
ベッドの高さを調整できるのなら、
介護者の腰くらいまでベッドの高さを上げます。

あまりにもベッドの高さが低いと、
介護者の腰の負担になるから、
ベッドの高さは無理せず上げよう!
実際体位交換によりぎっくり腰になる人もしばしばいます⋯
気をつけましょう!
②ベッド上や周りにある必要のないものは片付ける。
体位変換はてこの原理を意識する!
仰向けから横向きにする方法
以下にイラストも交えて説明します!
①仰向けの対象者の両手をお腹の上で組ませます。


両手を組ませないと、
横向きにしたときに手が身体の下にいったりして
対象者が痛い思いをして危ないよ!
②両膝を立たせ、対象者の肩と膝に介護者の手を置いたまま、
ゆっくり横向きにします。

ここでてこの原理を利用します!
肩と膝を同じ方向へ動かすことで、
少ない力でも身体を横向きにできます。
無理に腕を引っ張ったり、
力任せに身体を動かしたりする必要はありません。
介護者自身の腰を痛めないためにも、
身体全体を使ってゆっくり向きを変えましょう。

③あとは対象者の足が重ならないように整え、
楽な姿勢になるよう身体の位置を調整します。
④必要時対象者の背中や足と足の間にクッションを入れて、
身体を支えます。
対象者にとって楽な姿勢にしましょう!

クッションを入れることで姿勢が安定します!
⑤完成☆


上図のように足と足の間にクッションを入れて、
膝が擦れないようにしたり、
上図では行っていませんが、
足の下にクッションを入れるのもいいかなと思います!
横向きから仰向けにする方法
①背中や足と足の間にあるクッションは取り除きます。
②対象者の手をお腹の上で組ませます。
③対象者の膝を立たせて、その膝と肩に介護者の手を当てて
横向きから仰向けにクルッと向かせます。
⇒ここでてこの原理を意識!
④対象者の足を伸ばして、手も楽な姿勢にさせます。
⑤完成☆


横向きも仰向けもやり方はほぼ同じ!
ポイントはてこの原理だよ
体位変換後のベッド周りを整える
ここで注意です!
最後、ベッドの高さを低くする!

私も新人の頃にベッドの高さを低くするのを忘れてしまったことがあります・・・
ベッドが高いままだと、
対象者がベッドから転落した時に身体の衝撃が大きくなります!
危ないのでちゃんとベッドの高さを見るようにしましょう!

あとは最初に片付けたものについて、
対象者が必要なものは渡すようにしようね
最後に
今回は在宅介護向けに体位変換の解説をしました。
体位変換のポイントはてこの原理です。
そこを押さえておけばあとはやるのみですね!
初めて介護を行う方は不安で仕方ありませんよね・・・
最初はうまくできなくても大丈夫です。
無理をせず、対象者さんの様子を見ながら少しずつ慣れていきましょう!
それではまた次回!
参考文献
・ダスキンヘルスレント:体位変換とは?頻度や体位別の手順、スムーズに行うポイントを解説
https://healthrent.duskin.jp/column/rental/vol40/#index01,2026.


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